【「未来」を気にすれば気にするほど、その程度に応じて「現在」の充実度は低下する】
90年代、的中率が驚異的に高い占い師「大泉の少年」として活躍されていた、後藤貴司さんの言葉です(当時は北条貴示というお名前で活動されていました)。
こう続きます。
【もし「現在」を満たしたいのなら、いっそ「未来」を捨て去るといい。】
未来を気にしすぎると、お金を使うことに躊躇して貯金に回したり、あれこれ考えすぎて行動が臆病になったりすること、ありますよね。
健全な思考のときは、お金を「自分への投資」と思えますが、不安がつのると、やたらと自己啓発につぎこんだり、使うことに罪悪感を覚えたり。
不安感が増すと、自分自身を信じられなくなって、自れの判断を疑い始める。
何かをするときは「勢い」や、状況を見極める「慎重さ」が必要だが、バランスが崩れると、腰が引けて正しい方向から反れ、本来の力を発揮できない。
結果、満足感を得にくくなり、ますます充実度が低下する。
「いっそ未来を捨て去る」
未来を捨ててみることこそ、「いまここ」ということなのかと思う。
「いまここ」。最近よくいわれていることですね。
「現在」が一番大切。未来を気にしすぎない。
神道では「中今(なかいま)」と言います。
うん、でもわかっているけど、充実度が低いときほど気持ちをそちらに持っていけないというジレンマもあります。
だからこそ、気になる未来を忘れるほど、何かに打ち込んでみたいと切に願う。朝ドラで漫画家の卵たちが10時間デッサンをし続けたように。
とりあえず何か一つできれば、見えるものがあるだろうか。
大好きなことがすぐに見つからなければ、憧れていることでもいいかもしれない。
たとえば、3ヶ月間筋トレに打ち込んで、外見を変えた人。
たとえば、2ヶ月スキマ時間の全てをTOEICにつぎこんで、スコアがアップした人。
結果がついてくる方が、励みになるな。でも結果(未来)を気にしすぎちゃいけないということか。
要は、何でもいいから、自分に自身を取り戻してあげることが、未来を気にしすぎない方法なのだと思う。それには、自分が何かをやるしかないのだ。
結局、自分を救うのは、自分が行動することだけ。
現在の行動が、きっと未来の自分の自信になる。
未来の私のために、「いまここ」の充実度を上げたい。
2018年5月24日
☆今日の私は10年後の私より10歳も若い☆