学生街の喫茶店/ガロ|「半分、青い」に見る昭和のおもかげ

あと1年で平成が終わります。

昭和は二つも前の時代になってしまいます。

しかしここにきて、朝ドラ「半分、青い」は昭和のオンパレード。
あまりに懐かしいので、ドラマに登場する昭和を追ってみました。

6月1日第53話に登場

学生街の喫茶店ガロ

「学生街の喫茶店」ガロ

3人組のフォークグループ、ガロ。

姉がこの歌のEPレコードを持っていました。1972年6月20日発売。

ドラマの中で、この歌を弾き語りした中村雅俊(ヒロインの祖父役)が、1972年に流行した歌だと孫に紹介しています。

長髪、巻き毛、サングラス。

そう、ガロといえば、マークさんの透けた大きなサングラスがトレードマークでした

学生街の喫茶店の情景を切なく写したこの歌、大好きでした。

同じ年に流行したかぐや姫の「神田川」などに比べ、もう少し楽曲で歌い上げる感じです。いまでも学生街に昔ながらの喫茶店を見つけると、この歌を思い出します。

非常に特徴的なこととして、歌詞にボブ・ディランが出てきます

ボブ・ディランといえば、若い人は、2016年にノーベル文学賞をとったことで知った人が多いかもしれません。

歌手では初めての受賞者でした。

昭和世代の方は、「学生街の喫茶店」によってボブ・ディランを知った人もたくさんいたとか。

歌がヒットした1972年は、日本の学生運動が急速に下火に向かっていった時代です。

そしてボブ・ディランは、反戦や社会運動を背景にしたメッセージ色強い歌を歌う歌手。

変わりゆく日本の情景を歌詞に見る

”あのとき喫茶店で流れていたボブ・ディランはもう聴こえてこない。時は流れたんだ”

という歌詞は、単なるラブソングではなく、変わりゆく日本の情景と人の心を織り交ぜて、なおさら切ない空気を出しています。

翌1973年は、日本の高度成長期が終わった年でもありました。

1973年の紅白歌合戦

驚いたことに、ガロはこの歌で、1973年の第24回紅白歌合戦に出場しています。この時代の紅白にフォークソングが選ばれ、そしてフォークグループが出場したということは驚きです。

この年はかぐや姫の「神田川」も大ヒットし、同じく紅白の出場依頼が来たそうですが、かぐや姫は辞退しています。

紅白の出場歌手を見ると、初出場が郷ひろみ「男の子女の子」、アグネスチャン「ひなげしの花」、森昌子「先生」、チェリッシュ「てんとう虫のサンバ」などがあり、時代が変わる雰囲気がまざまざと感じられます。

今後の「半分、青い」に昭和はあるか?

「半分、青い」のストーリーは既に1990年代に入っているので、今後は昭和の出番は少なくなるかもしれません。

でもとても懐かしいので、ほかにも掘り起こしてみたいと思います。

 

☆今日の私は10年後の私より10歳若い☆

この記事を書いた人

ひいらぎ

ひいらぎ

"ひいらぎ"と申します。

東京在住。

小さい頃からSF、タイムトラベル、異次元、吸血鬼、輪廻転生など、見えない世界、異質な世界にとても興味がありました。

現在は、古神道を学びながら、全国の神社をご参拝しています。