小野照崎神社の「富士塚」一般公開 東京・入谷|小野篁公の神社で富士塚に登る 

-古神道の勉強をしながら、全国の神社をご参拝しています-

富士塚」をご存知ですか。

「富士塚」は、富士山を信仰する「富士講」と呼ばれる人たちによって作られた、ミニチュア(築山)の富士山です。

ミニチュアとはいえ、本物の富士山同様、1合目から10合目まであるものがほとんど。

都内には60ヶ所くらいの富士塚が確認されているそうです。
その中の一つ、台東区・入谷「小野照崎神社」(おのてるさき神社)の富士塚に登ってきました。

小野照崎神社の富士塚

小野照崎神社の富士塚は、1782年、第10代将軍・徳川家治の時代に作られ、現在は国の重要文化財です。毎年、富士山の山開きに合わせて、6月30日と7月1日だけ、公開されています。

正式には「下谷坂本富士」といい、本物の富士山の溶岩を運んで作られています。
直径15m、高さ6m。現在東京に残っている富士塚の中でも最も荘厳な姿を有しているとか。

江戸時代は頂上から富士山を拝めるように作ったとされています。現在はビルだらけなので、まず富士山は見えませんが。

一般公開の二日間は、朝から晩まで登山者がたくさん

期間中は朝から夜まで、ちびっこ中心に、たくさんの人が登っています。

江戸時代、富士塚は、頂上から富士山を拝めるように作られたそうです。
現在はビルだらけなので、まず富士山は見えませんが。

富士塚の麓には浅間神社が奉斎

富士塚の麓には「浅間神社」が祭られています。
浅間神社のご祭神は浅間大神(アサマノオオカミ)と木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)。

両側に控える猿は、浅間神社の神使(しんし。神の使い)です。

小野照崎神社のご祭神は、小野篁公(おののたかむらこう)

さて、富士塚を擁する「小野照崎神社」のご祭神は、平安初期の儒学者であり、歌人である小野篁公。非常に優秀かつ多芸な人物だったため、ここ東京では、芸事の神様として信仰を集めています。

この人物、閻魔大王の補佐役としても有名ですが、それはまた別の記事で。

訪れた6月30日は「夏越大祓」でもあったので、境内は茅の輪くぐりをする人、この日だけの特別な御朱印を貰う人などで、ものすごく賑わっていました。

 

この記事を書いた人

ひいらぎ

ひいらぎ

"ひいらぎ"と申します。

東京在住。

小さい頃からSF、タイムトラベル、異次元、吸血鬼、輪廻転生など、見えない世界、異質な世界にとても興味がありました。

現在は、古神道を学びながら、全国の神社をご参拝しています。