高知市で毎週開催される「日曜市」
全長1.3Km、430店。300年の歴史があり、人では毎週1万7千人。
田舎寿司、芋餅、団子、無添加漬物、名物イモ天、冷やしあめ、釜揚げちりめん、旬の野菜、果物、パン、こんにゃく、植木、金魚、ざりがに、刃物、能面・・・。
「人以外は何でも売ってる」らしい、日本一楽しい青空市です。
日曜市を攻略する10技!
◎ 朝7時には到着を。8時半過ぎると観光客がドッと増え、スムーズに歩けません!
◎ 迷ったら買う!9時過ぎた頃から売り切れ続出!特に「田舎寿司」は早い
◎ 左右430店舗。二往復・5Kmは歩くつもりでスニーカー!
◎ 小銭と1000円札の用意を!
◎ Myバッグ持参!野菜等を入れる袋と、田舎寿司などを入れる紙袋もあれば万全!
◎ ジップロック持参! “日本一オイシイお漬物”など、ちょっと匂うものも安心!
◎ 全ての店に「住所」あり。気に入ったお店の「住所」を覚えれば、次回もスムーズ!
◎ 買いすぎたら、三丁目のヤマト出張所へGo!
◎ 昼食は、ひろめ市場に早めにGo!
◎ 高知市のサイトから、日曜市のパンフレットをダウンロードしよう!
いざ、日曜市へ
高知市のメインストリート「追手筋」。
この道路の片側2車線を完全に封鎖して、青空市が作られます。
早朝に行くと、設営から見られて面白いです。
毎回必ず買う、お気に入りのお店
☆お餅と田舎寿司 「二丁目北140」森本さん

どのお店にもこのように「住所」がさがっています。
☆田舎寿司と幸せのわらび餅 「三丁目北200」みっちゃんち
田舎寿司とわらび餅のお店
田舎寿司は数件出ているので、複数のお店で買うと、違った味が楽しめます。
『みっちゃんちの田舎寿司』は、数少ない「化学調味料を使っていない」田舎寿司です。
朝食に「幸せのわらび餅」。
朝7時はまだ人が少ないので、お店の人とゆっくりおしゃべりできます。
☆名物いも天「四丁目南245」大平商店さん
こちらは9時過ぎると大行列になります。
季節によっては、おいも以外の野菜も揚げています。
ひと袋に4~5個入っています。
ころもは厚め。中はほっこりしたサツマイモ。
「ころもに味がついてるの?」とおじさんに聞いたら、「それはナイショ」と言われました。
ころもの油が結構すごいので、女子一人で4個はキツイです。半分お持ち帰り。
いも天は、毎年7月20日頃から9月頭まで休業しています。
☆中日そば、ところ天、レモン水「三丁目北201」一栁さん
☆
こちらは日曜市では珍しく、イートインできるお店。
「世話なしうどん」。「中日そば」ともいい、高知のB級グルメだそう。
かつおだしのうどんスープにラーメンという、他にはない組み合わせ。
具も全て入っていて、鍋に入れれば完成するので「世話なし」だそうだ。
おうちで作ってみました。こんな感じ。
☆吉平のあわせしょうが 冷やしあめ 「五丁目383」
日曜市に冷やしあめは数多く出ていますが、ほとんど全て、麦芽水飴や米飴を溶いたもの。注文すると「生姜入れる?」と聞かれます。
吉平のおじさん曰く、「本来は生姜汁を煮て作るのが冷やしあめ。生姜が入っていて当たり前」だそうです。
こちらは最初からたっぷり生姜が入っていて、よそとは全然違う!ピリ辛で味が濃くて美味しい。
☆フルヤジオーガニクス パン・ケーキ 「五丁目北44」
自家栽培小麦と植物性の材料で作られたパンとケーキ。少し遅めの開店でした。
☆オーガニック野菜とパン
オーガニック野菜のお店は意外と少なく、貴重です。値段も安いのでまとめ買いしたいのですが、あまり大量には持って帰れないのが残念。
☆池川自然農園の梅干「二丁目北122」
仁淀川でEM乳酸菌自然農法をされている池川さんです。
オーガニックの梅干が安くて嬉しい。
日本一おいしい、野村さんの“1年たくあん”
でも実は、一番行きたいお店はこちら。
「野村さんの古漬けたくあんの店」です。
このお店に行くために高知に通っていると言っても、過言ではありません。
木樽の中に、1年以上の古漬けたくあんがたくさん!
あまりにおいしすぎて、今では野村さんのたくあん以外、食べられなくなってしまいました。
野村さんの古漬けたくあんのお話は次頁!
<続く>