映画『ゴッホ 最後の手紙』~ゴッホの死の真相とは?全編、動くゴッホの油絵で作られた、心ゆさぶられる映画

映画『ゴッホ 最後の手紙』を観ました。

この映画は「ゴッホの謎に満ちた死の真相が、ゴッホ自身の絵によって描き出される(パンフレットより)」というもので、内容的にはちょっとしたサスペンスです。
映画は125名の画家による62,450枚の手書きの絵によって構成され、その125名は5000人超の世界中からの応募者から選ばれたそうで、日本からもただ一人、古賀陽子さんが選ばれ、制作に参加されています。

ゴッホといえば「ひまわり」や「夜のカフェテラス」、あるいは「自画像」などが有名ですが、自分の耳を切り落とすなどの奇行や、生前はたった1枚しか絵が売れなかったなど、薄幸な画家として知られています。最後は自殺とされていますが、本当に自殺だったのか?死の真相は何か?を、一人の青年が追っていく、というのがこの映画のストーリーです。

ゴッホの筆のタッチは独特なので、全編その絵で構成される映画というのは、見づらいんじゃないかな、飽きるんじゃないかなと思いましたが、全くそんなことはなく、どんどんゴッホの絵の世界に、否、ゴッホの人生に、引き込まれていきます。実際、「夜のカフェテラス」の中で登場人物が動くのは、ファンならずとも必見です。こんな体験は絶対他ではできません。

ところでゴッホといえば、バブル時代の少し前、安田火災が当時のレート58億円で購入した「ひまわり」の絵を思い出す人も多いかもしれません。あの「ひまわり」は、今でも西新宿の「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」に展示されています。バブル期は日本人が海外の不動産などを買って顰蹙を買ったものですが、数ある「ひまわり」の中でも最高傑作の一つと言われている作品がいまでも日本で見られるというのは、すごいことです。

ともあれ動くゴッホの絵で描かれるアート・サスペンス映画、『ゴッホ』。
これは大画面で観るのがお勧めです。ゴッホの世界に入って、心ゆさぶられてください。

この記事を書いた人

ひいらぎ

ひいらぎ

"ひいらぎ"と申します。

東京在住。

小さい頃からSF、タイムトラベル、異次元、吸血鬼、輪廻転生など、見えない世界、異質な世界にとても興味がありました。

現在は、古神道を学びながら、全国の神社をご参拝しています。