断食10年やってますー断食とケトン体の関係。定期的に断食を続けると体の働きが変化する?

NHK「美と若さの新常識」で紹介された断食による効能。番組では更にケトン体に関する最新研究を紹介しています。

一定期間の断食を続けることによって、脂肪がエネルギーとしてどんどん使われる状態が体に記憶され、太りにくい体に変わるのだそうです。私も6回目の断食終了後に、体重が増えにくくなっていることに気がつきました。

腸で吸収された食物は、エネルギー源のブドウ糖となって全身へ運ばれます。ブドウ糖は通常8時間程で全てなくなるため、断食はエネルギー源がゼロとなる生命の危機状態です。すると中性脂肪が肝臓に集まってきて、肝臓で脂肪が分解されてできるのがケトン体。このケトン体が新たなエネルギー源として体で様々に働くことはよく知られています。

慶応大学医学部の伊藤裕教授によると、更に、このケトン体が遺伝子の働き方を変える作用があるというのがわかってきて、世界中の研究者の注目を集めているとのことです。これをエピゲノムといい、「遺伝子は変えられないが、遺伝子の働き方を変えることはできる」のだそうです。

すなわち、ケトン体が遺伝子の発現を司る箇所と反応して細胞の中にあるミトコンドリアのスイッチが「オン」になり、ミトコンドリアが効率よく次々とエネルギーを作り、細胞内で脂肪がエネルギーとしてどんどん使われるので、結果として太りにくい体になる、というのが伊藤先生の仮説です。

このスイッチは、断食がある一定期間続くことにより「オン」になり、その後時間が経ってケトン体が少なくなっても「オン」の状態は保たれる。つまり「生命の危機状態」が記憶され続けて、働きが失われないというものです。

「座禅断食」考案者の野口法蔵氏も、「断食がミトコンドリアを増やす」と述べています。

私は断食会6回目の終了後に、体の状態が以前と少し変わってきたことを経験しました。断食後数週間経って、多少食べ過ぎが続いても、以前のように体重がドンと増えることがなくなったのです。<続く>

この記事を書いた人

ひいらぎ

ひいらぎ

"ひいらぎ"と申します。

東京在住。

小さい頃からSF、タイムトラベル、異次元、吸血鬼、輪廻転生など、見えない世界、異質な世界にとても興味がありました。

現在は、古神道を学びながら、全国の神社をご参拝しています。