断食10年やってますー断食の本当の目的とは

何のために断食をするのか。

もちろん心身の健康のためですが、断食や不食、その他、食に関わるリーダーの方々は、別の側面についても述べられています。それは「人はある程度の期間、食べなくても生きられることを、知っておく」ということです。

「人はある程度の期間、食べなくても生きられることを、知っておく」

「いざというときや、体調が悪いとき、こういう方法もあるということを、知っておく」

「食べ物にコントロールされないと、その悩みから解放される可能性があることを、知っておく」

榎木孝明さんは、著書『30日間、食べることやめてみました』にこう書かれています。

「災害の時、瓦礫などに閉じ込められた人の生存リミットは72時間と言われていますが、私はそう考えません。不食の本質を知れば、人間の本当の力を発揮できると思うからです。万が一、エレベーターや瓦礫の中に閉じ込められたとき、食べられないことよりももっとつらいのは、閉所恐怖と、もう助からないという絶望感でしょう。しかし、人は食べなくても生きられるという確信があれば、それが生き抜く勇気を与えてくれるはずです」

私は極度の飢餓状態や災害にあったことがないので軽はずみなことは言えませんし、水分の摂取ができるかどうかも大きく影響すると思います。

しかし、何か複数の困難な要因が重なったとき、少なくとも食べ物の心配だけでも頭からはずれれば、ほんの1ミリかもしれませんが気持ちが軽くなる可能性はあると思います。
「三日間断食して平気だったから、とりあえず二日は食べ物の心配をやめよう」とか。

でもね、断食の話をすると、「私は一日でもムリ!」って言う人、多いんです。

NHKで断食を紹介した番組「美と若さの新常識―断食はダイエットにあらず。体質改善のスイッチだ」でも、ゲストの方々が「絶対ムリ」と言っていました。テレビなので台本があるのかもしれませんが、1ヶ月食べちゃダメって言っているのではないのですよ。たった3日、たった1日。それでもできないと思うのはなぜか。

私も家では思うんです。
何でたった3日、甘いものが我慢できない?
何でたった1週間、お酒が我慢できない?

一生食べるな、一生飲むなと言われてるわけではないのにねぇ。それくらい、我慢できないようなライフスタイルになってきているということかもしれません。この世には誘惑が多いし、何と言っても食べることは楽しくて、幸せ。

榎木孝明さんも自身のブログ『コーヒーブレイク』の中で綴っています。
「身体と脳のバトルが私の中で繰り広げられています」と。

「本能とも言える私の身体は、ご飯を食べるなと言います。食べないことで健康を増進出来るのが分かっているからです。(中略)一方私の意志、欲望とも呼べる脳は、食べろと言う指令を出します。恩師を訪ねて心こもる料理を出された時、親しい友人達と語らう為に会っている時、そして家族との生活において私の脳は、食べると言う選択を求めています。」

「デザートは別腹」なんていう言葉も、脳が食べたいと言っている最たるものですよね。「食にコントロールされている」ってこういうことなんだろうなぁと思います。

私の場合、精神が安定していて、部屋がきれいに片付いていて、きちんと掃除されている環境にあるとき、脳も断食にむかいやすいようです。

この記事を書いた人

ひいらぎ

ひいらぎ

"ひいらぎ"と申します。

東京在住。

小さい頃からSF、タイムトラベル、異次元、吸血鬼、輪廻転生など、見えない世界、異質な世界にとても興味がありました。

現在は、古神道を学びながら、全国の神社をご参拝しています。