メルカリ内観片付け法-メルカリで心を整える|モノとしての価値、お金としての価値。そして想像力を駆使して、誰かの役に立つ可能性を考えてみる

前の記事で、メルカリで得るお金は副産物と書きました。
とは言っても、商品が売れてお金が貯まっていくのはやはり嬉しいものです。

そうすると、手放すかどうかを迷っているモノと向き合うとき、もう一つの判断基準が出てきます。
「このモノは、自分のところにモノとして存在している方が役に立つか。または、いくばくかのお金に変わる方が役に立つか」

こんなことを思ってモノを見つめる自分もまた、思いがけない発見でした。

フリマのように、C to Cで直に販売するシステムがなかった時代の片付け・断捨離には出てこない発想だと思います。でも、この視点ってあってもいいと思うのです。

売上げといっても、最低出品価格の300円で出す場合もたくさんあります。

メルカリの場合、300円から手数料30円が引かれ、匿名発送を選択すれば最低でも発送費175円がかかります。結果、売上はわずか95円です。

発送に要する手間と時間、封筒代やプチプチ代などを考えると、赤字のことも多いはずです。でも「捨てるよりずっといい」「塵も積もれば山となる」「1円でも足りなければ何も買えない」と考える人は多いようです。

今の自分にとって、目の前のモノが、どんな形なら一番役に立つのかが明確になると同時に、お金のありがたさも改めて知ることにもなるのです。

これまでいろいろな方法で断捨離を行ってきました。
「技術」で捨てる、「ときめき」で捨てる、「8割」捨てる、「この先の人生で背負える量」で捨てる…。

どれも今ひとつ成功しませんでした。
理由は、単純に「捨てる」「ゴミにする」という行為に抵抗があったからです。
よって、リサイクル市場が確立している本や服、ブランドものはある程度処分できましたが、それ以外のものは途方にくれていました。

割り切ってゴミ箱に捨てられる人は、多分片付けに成功しています。でもまだ使えるものや一度しか使っていないモノを「ゴミ箱行き」にすることに躊躇する人は、片付け難民になり続けます。

捨てるのでなければ、金額は問題ではありません。二束三文でいいのです。

フリマ市場で使いかけの化粧品が売れるというのは、そういうところから来ているのではと思います。

ほとんどの女性が経験していると思われること。
「使っちゃったけど、何か違った化粧品」や、「海外旅行で買ったものの、結局使わずに数年眠っているレフィル」などは、どこの家の引き出しにも1つは入っていると思います。かなりの女性にとって、売る方も買う方も、願ったり叶ったりの典型だったのではないでしょうか。

そもそもラップフィルムの芯とかワインのコルクとか、誰が一番最初にフリマアプリで売ったのでしょうか。子供の工作にラップの芯が欲しいよーと思った経験のある親でしょうか。

ブランドの紙袋とか有名チョコレートショップの空き箱などもすぐ売り切れになっています。可愛い箱は私も好きですし、以前雑誌で「ブランドのバッグと一緒に持っていいのはブランドのクールで小さな袋だけ」というような記事を見たこともあります。

モノを捨てる時に、ちょっと想像力のを働かせてみる。若い女の子なら使うかもしれないなとか、手芸の道具になるかも?とか。

それもまた、メルカリで得た新しい視点です。