柏原芳恵さん|皇太子殿下との思い出を語る

先日、歌手の柏原芳恵さんを久しぶりにテレビで見ました。

柏原さんは1980年にデビュー。同期に松田聖子さん、田原俊彦さんらがいます。俗に言う、“アイドル黄金期・幕開けの年”です。

番組では、1986年、柏原芳恵さんのファンだった皇太子殿下浩宮さまがリサイタルにいらした時の秘話を公開していました。

浩宮さま26歳、芳恵ちゃん21歳の時です。

『ハローグッバイ』『春なのに』が大ヒット

柏原芳恵さんと言えば、歌詞に紅茶と喫茶店が出てくる『ハローグッバイ』や、卒業式に好きだった人から制服のボタンをもらう『春なのに』が、大ヒットしました。

当時、学校の卒業式では『春なのに』が歌われていましたね。

皇太子殿下のリサイタルご来場など、芳恵ちゃんはもちろん、事務所のスタッフも、もちろん初めてのこと。

どう振舞ったらよいかわからず、事前に言動を逐一、宮内庁に確認したエピソードを披露していました。

「前例がありません」と宮内庁から回答が

柏原芳恵:皇太子殿下に「ようこそお越しくださいました」とご挨拶してよろしいのですか?(と事務所の人に聞いたら)
事務所 :「宮内庁に伺ってみます」(と答え、)
宮内庁 :「前例がありません」(との回答がきました)

柏原芳恵:「殿下と握手させていただいても宜しいのですか」(と事務所の人に聞いたら)
事務所 :「宮内庁に伺ってみます」(と答え、)
宮内庁 :「前例がありません」(との回答がきました)

万事につけてこのような状態で、結局どうしたらよいかわからないまま、リサイタルの日を迎えたそうです。

皇太子殿下がアイドルのコンサートに行くことなど、全く“前例がない”わけで(多分)、まわりの大人も宮内庁も、とても戸惑っている様子が伺えます。

一輪のバラを皇太子さまから・・・

そして当日、まず浩宮さまが「今日はありがとう」と言葉をかけてくださったそうです。

こちらから声をかけることができないことを察して、殿下の方から仰ってくださったと思う、と芳恵ちゃんは振り返っています。

そして、東宮御所に咲く「プリンセスサヤコ」という名のバラの花を1本、自ら手折ったものを、芳恵ちゃんにプレゼントしてくれたそうです。

このバラは、1980年にフランスのミッテラン大統領が、来日した際に紀宮清子内親王(当時)に贈ったものです。

バラ一輪。

浩宮さまの繊細さが伝わってくるエピソードです。

この直前まで浩宮さまは英国オックスフォード大学へ留学されていますから、英国紳士的な洒落たふるまいにも思えます。

来年、天皇陛下になられる浩宮さま

2019年秋に天皇陛下になられる浩宮さまも、このときは“青春真っ只中”。

一男子としての浩宮さまのため、そして国民によりそう皇室のため、それもありとして実現したのかもしれません。

調整、大変だったんだろうなぁ。

「浩宮さまって芳恵ちゃんのファンなんだー」と、当時はかなり話題になりました。

久しぶりに芳恵ちゃんを観て、同じ26歳だった自分のこと、当時の世の中のことなど、懐かしく思い出しました。

今も全く変わらないかわいさと色気の芳恵ちゃん

柏原芳恵さんは今も音楽活動をしていて、
この4月には「芳恵詩集」という、自身で作詞した曲ばかりを集めたミニアルバムを発売されています(2018年4月)。

これまでもカバーアルバムを3つ発表していますが、ちょっと驚く程、昔のイメージそのままの芳恵ちゃんです。

2018年5月29日

この記事を書いた人

ひいらぎ

ひいらぎ

"ひいらぎ"と申します。

東京在住。

小さい頃からSF、タイムトラベル、異次元、吸血鬼、輪廻転生など、見えない世界、異質な世界にとても興味がありました。

現在は、古神道を学びながら、全国の神社をご参拝しています。